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自慢のフグもブランド野菜も味わえる!臼杵の魅力を詰めこみまくったお店が誕生
今年の7月6日にオープンした『豊後感動本舗』。
目指すのは“臼杵の食とアートの発信基地”。お店の中は趣の異なる4つの空間で構成され、「ギャラリー」「カフェ」「ふぐ茶漬け専門店」「物産販売」と、それぞれコンセプトが設けられているのだそうです。
お店に入ってまず目に入るのは『竹宵小路』と名付けられた一角。
こちらはギャラリーがテーマで、3カ月ごとに展示を入れ変えていく予定なのだそう。訪れた日は地元・臼杵高校書道部の生徒の作品が飾られていました。その前は臼杵出身画家の作品を飾っていたそうで、今後もジャンルを問わずに臼杵に縁のある人の作品を展示していきたいとのことですよ。
続いて『竹宵小路』の先に続くテラスへ。
テラスの中心に植えられた木々が心地よい木陰を作り出すこのスペースは、『灯りcafe』。臼杵の代名詞ともいえる竹ぼんぼりやオブジェが町中に飾られる「うすき竹宵」をコンセプトとしたテラスカフェで、臼杵市が認証する「ほんまもん農産物」を使った料理を提供しています。
おすすめは臼杵市のマスコットキャラ“ほっとさん”を焼き印にしたホットサンド。
野菜がたっぷり使われていて、ボリュームも十分! 雨天時や日差しが強い場合を考慮し、『灯りCafe』のメニューは『竹宵小路』や、このあと紹介するもう1つの飲食スペースでも注文が可能になっています。
お店で働くスタッフさんたちはほとんどが地元出身者で、臼杵の良さを伝えるには「こんなトッピングがあったらいいよね」「こんな味が求められてるんじゃないかな」と、みんなで話し合いをしながらメニューを考えたのだそう。
ちなみに野菜スムージーを作る時、水分をしぼりだしたあとに残る野菜をうまく活用できないかと河村さんが思いついたのが「野菜カレー」。栄養価も高いうえ、味にも深みがあり、お客さんからの評判も上々なんだそうですよ。
テラスの左手にあるのは『ふぐ茶漬け専門店』。ガラス越しに箱庭を臨むぜいたくな空間で、高級品であるフグをリーズナブルに味わってほしいと設けられたスペースです。
市内の割烹店が監修したふぐ茶漬けはふぐの新鮮な食感と炙り加減が絶妙なバランスで、特製ダレとだしとの相性も抜群! ふぐ茶漬けは元々ネットショップで販売されていた商品だったのですが、「おいしすぎる」と人気に火がつき、この味を楽しんでもらえるお店を作ろうと実店舗を構えたのだそう。
なかなか手が出せないフグですが、この価格なら手ごろですし、文句なしのクオリティーです!
最後は入り口横にある物産販売スペース。
カフェの料理やスイーツにも使用している地元「髙橋製茶」の茶葉、「めぐみ工房」のジャムをはじめ、臼杵せんべいや地酒なども販売しています。取り扱っているのは臼杵生まれの商品がメイン。グループ会社がネットショップで扱う熊本や福岡の商品もありました。
店内のいたるところに地元への愛を感じる仕掛けがちりばめられていて、まさしく臼杵の食とアートの発信基地と呼ぶにふさわしいお店。だからこそ観光で訪れた人の利用が多いのだろうと思いきや、地元の人の利用が多いのだそう。
「意外なんですが、地元の人が臼杵の商品をよく購入してくださっているんですよ」と河村さん。多くの人がお店で地元の魅力を再発見しているという証しですね!
9月からは火曜~金曜の平日限定でモーニングをはじめていて、9月中旬からは金曜・土曜は21時までのバー営業も開始。要望に応える形でテイクアウトできるスイーツも新たにメニューに加えたそうです。
地元の学生たちにも親しんでほしいとの思いから、学割の適用や店の2階を勉強スペースとして貸し出しをはじめたばかり。観光振興の頼もしい要素を持ちながらも、地域の人との交流を通してどんなお店に進化していくのか、今後も見逃せません!
電話:0972-83-8288(株式会社KIZUNA大分)
営業時間:11:000~17:00(LO16:30)、平日7:30~、金・土曜~21:00
定休日:月曜・第1・3日曜
駐車場:市営P利用
HP:https://bungo.kando-honpo.jp/
大分/臼杵市/おでかけ/カフェ/ふぐ茶漬け専門店/ランチ/スイーツ/テイクアウト
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