OITA Drip.

わぁお！！待ち合わせ場所にど派手な私服で登場！！

「なんか1人オリンピックみたいですねー」とかおなしまちすさん。（※気になる方は「シドニーオリンピック」で検索してみてください笑）
「かおなしまちす」さん、本名は齋藤由依さん。実は「かおなしまちす」さんの出身は別府市ではなく津久見市なのだとか。ご実家は美容室（実はまちすさんも免許アリ）を営んでいます。「父が亡くなった後、お母さんが美容師として頑張って働いてくれて、私も高校生の時からアルバイトをしていたんです。実は「ほっともっと」でアルバイトしていた時、接客のコンテストで九州第3位選ばれたこともあるんです！」そんなまちすさんは子どもの頃から絵を描くことが大好きだったそうです。

中学生時代のまちすさんの作品

「学生の頃、絵を描くことは大好きでしたが、地元の人たちから『絵では食べられないよ』とか『大変だよ』と言われて。高校卒業後は津久見市の動物病院で3年間働いていました。その頃、とても大変で…。『辞めたい』と悩んでいました。そんな時、友だちに誘われて別府市の美容院で働くことになり、別府市に移住したんです。」

美容師時代のまちすさん！お人形さんみたいで可愛い♡

別府市で美容師として働き4年目を迎えた頃、あるターニングポイントが訪れます。お店のPOPやお便りに描いていたイラストが評判になりはじめたのです。

美容師時代に描いていた作品

まちすさんの描いていたPOPやお便りのイラストは評判になり、ある日、プロのデザイナーさんから「絵を仕事にしたら？」と言われます。「褒めておだてるわけでもなく、プロの目線で言われたということでその道に行っても良いのかもしれない、と自信になりました」

でも、その頃のまちすさんはこう考えていました。「絵は歳を取っても描ける」

そんな時、3.11「東日本大震災」が起こります。

3.11がきっかけで「人生、いつ何が起こるかわからない」と自分の生き方を考え、人生を見直したという方はとても多いと思いますが、まちすさんもその中の1人でした。まちすさんは「人生いつ終わるかわからない。絵は歳を取ったら描けないかもしれない。私は絵描きになりたい！」まちすさんはこの時にやっとアーティストとして生きていく決心をし、腹をくくり4年勤めた美容室を退職しました。

でも、貯金が全くなかったまちすさんはまさかのバイト三昧な生活に！！