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間借り営業をする大学生バリスタを発見!別府市鉄輪の喫茶店
別府市鉄輪の「いでゆ坂」沿いにある『茶房ALice』。
ランチやパフェが人気のお店ですが、最近店内で学生が間借りカフェを始めたとのこと。一体どんな人がお店をしているのでしょうか?
店内に入ると奥に小さなカウンターを発見! コーヒーを淹れているのは立命館アジア太平洋大学(APU)3回生の佐川瑞樹さんでした。
元々、コーヒーが苦手だったという佐川さん。大学に入学する前は専門学校に通っており、大手コーヒーチェーン店でのアルバイト経験がきっかけでコーヒーに出合い、接客を通してお客さんとコミュニケーションをとっていくうちにコーヒーについての知識が増え、どんどん好きになっていったのだそう。
APUに進学し、いろいろとアルバイトをしていましたが、コロナ禍でバイトが減り、友人と会うこともなくなり、孤独を感じていた時に始めたのが“自宅カフェ”でした。
賃貸アパートの一角を改装し、壁に木の板を貼った部屋は本物のお店のようだったと言います。コロナ禍で留学に行けなくなり、そのために貯めたお金をほとんどその改装費用やエスプレッソマシンの購入に充てて作り上げたのだとか。自宅カフェに来てくれる友人たちとの会話、そこで生まれる新しい出会いの楽しさに惹かれいつか自分のお店をオープンしたいという気持ちが強くなったそう。
そして友人の後押しや『茶房Alice』のマスターの協力で今年の2月から間借り営業をスタート!
今回は、佐川さんがアルバイト時代から得意としている「カフェラテ」をいただくことに。カフェで働いていた時にエスプレッソドリンクを作った経験はあったそうですが、ラテアートやドリップコーヒーはいろんなお店のコーヒーを飲み歩き、プロにコツを教えてもらいながら納得の一杯を確立していったそう。
大分市常行の『3 CEDARS COFFEE』から取り寄せているというブラジル産のコーヒー豆を使用した「カフェラテ」は、ミルクのやさしい甘さの中にほんのりとコーヒーの苦みが感じられ心がホッとします。可愛いラテアートを施してくれるのもうれしいポイント。
同じくブラジル産のコーヒー豆を使用したドリップコーヒーも飲みやすく、一口すすると身も心も温まります。
「ただコーヒーを飲むのではなく、そこで生まれる出会いや会話も楽しんでほしいです」という佐川さん。
コーヒーを通して知り合ったいろんな人との繋がりで大学生活がさらに充実したものになっているそう。「初めまして」でも、一緒にコーヒーを飲めば会話も弾みます。ここで優しい雰囲気の佐川さんと会話を楽しむもよし、一緒に『茶房ALice』のスイーツを楽しむもよし。2階には『木蔭』という時間制の図書館があり、本をゆっくり読みながらコーヒーを楽しむこともできます。
今後は、「もっとコーヒーの魅力を伝えたい」と別府駅北高架商店街の『KURUKURU』(https://www.instagram.com/apubeppu_kurukuru_market)やその他のイベントなどに出店予定。最新の情報は『1520 COFFEE』のInstagramから確認してみてくださいね。
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