大分のおいしいネタ、抽出しました。

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カレーを求めて連日人で賑わう、『BASARA HOUSE(バサラハウス)』。多い時は、昼過ぎにはカレーが早々に完売してしまうほどの人気ぶりです。実は、火・水曜の定休日を迎えると、店主もメニューも総入れ替えし、“サンドイッチ”をメインで提供するカフェになるのをご存知でしたか?

その名も、『sandwich B(サンドイッチビー)』。

外観を見ただけじゃ、今日は“サンドイッチの日”だなんて、まず気付かない

店主のナオミさんは、東京で長年デザイナーとして活躍し、地元・別府へUターンしてきた女性。なんでも、『バサラハウス』のオーナー・宮川園さんとの、とあるご縁がきっかけで、お店の立ち上げ時からスタッフの1人として運営に携わることになったのだとか。

店名は、『バサラハウス』の頭文字をとって、サンドイッチ“B”にしたと言います。2人の繋がりを感じさせる、粋なネーミングですね。

貸席をリノベーションしたという空間は、個性的で表情豊か

メインのサンドイッチは、毎週3種類ほどが並び、定番のエビカツとフムス、そしてこの日は、バジルチキンがお目見えしていました。フムスは、ヒヨコ豆にレモン汁、オリーブオイルを加えて作るペースト状のお料理。美容やダイエットに効果的と言われているそうなので、女性にはもってこいです。

毎週変わる手書きのメニュー表。ドリンクやスイーツなどが付くセットも

ステキな器に盛られて出てきた「サンドイッチプレート」は、なんだかとってもアーティスティック。ひと皿に、4~5種類ほどが盛られて出てくるアミューズは週替わりだそうです。元デザイナーが生み出す目にも鮮やかなプレートは、見ているだけでワクワクしてしまいます。

「サンドイッチプレート(エビカツ)」1000円

「サンドイッチプレート(バジルチキン)」1000円

旬の素材を活かしたメニュー構成を考えたり、注文してくれた方に合わせて器を変えてみたり。ナオミさんのさりげないおもてなしがこの一皿にギュッと詰まっているのを感じ、心もおなかも満たされる時間。はぁ~、幸せ!

ミルク・カフェオレ・コーヒーが3層になった「コーヒーゼリー」400円

食後のスイーツも、もちろん手作り。「コーヒーゼリー」は、モダンで可愛らしい3層仕立てになっていて、他の席のお客さんが注文していた、この日のポタージュ(ビーツ)もとってもカラフル。どんなメニューでも、目と舌で楽しませてくれました。

「以前は、布や糸を通してデザインしてきた心とからだを、今は“食事”を通して彩らせてもらっています。料理は、科学実験みたいなもの。いろんな食材や調味料を組み合わせながら、コレ!という味が生み出せた時の喜び。その料理を“美味しい!”と言って召し上がってくださるお客さんの笑顔を見ることができた時の嬉しさ。その瞬間が訪れるたび、仕込みなどの苦労も一気に吹き飛んじゃいますね」。

そう笑顔で語ってくれたナオミさんの言葉が物語るとおり、これまでの経験や彼女のステキな人柄が随所に感じられるお店には、その噂を聞きつけてやってくるお客さんが世代を問わず訪れていました。

カレー気分で訪問しても後悔はさせないので、ぜひナオミさんのサンド食べてって!

時折、『バサラハウス』が開いていると思ってやって来るお客さんにも、機転の利いた対応。間借りカフェ・店主としての所作、お見事です!

 

sandwich B(サンドイッチビー)

住所:別府市北浜3-2-2
電話:070-2304-5195
営業時間:11:00~16:00 ※なくなり次第終了
定休日:木~月曜
駐車場:なし
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カフェ/サンドイッチ/別府カフェ

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